今日は、スキルアップのためのファンダイビングを実施しました。
エアーの消費がとても早く、終始、バタバタしてしまっています。なぜ、バタバタしてるのかというと・・・。
・オーバーウェイトのため、BCの給気・排気を頻繁に行わないといけない
・サンゴを折ってはいけない、という意識から、着底を全くしないので、体制が少し崩れるだけで、それをリカバリーするのにフィンを動かし手を動かし、運動が増える
結果、呼吸が荒く、あっという間に空気が減っていきます。
そこで、他のゲストが休憩をしている時間帯に、貸切でスキルアップダイビング〜!!
まず、適正ウェイトから。
ウェイトを重くした方が潜降が簡単にできるから安心、と言う理由で、4キロのウェイトを付けていますが・・・1キロで行けました。
潜降は、ウェイトの重みでするものではなく、呼吸でするものです。その意識を持ってもらって、適正ウェイトで潜降の練習をしました。
次に、着底の仕方。
フィン先と指で着底すれば、それほど水中環境にダメージはありません。
中性浮力になっていれば、着底しても軽く触れる程度です。ウミガメだって、サンゴの上に降りて休んでます。
そして、着底からフィンキック開始までの一連の動作の練習。
これらを水深5mで練習して、呼吸での浮力コントロール、バランスの取り方を練習です!!これらがマスターできれば、BCのコントロールなんてオマケです。
これまで頻繁にBCの空気を出し入れして浮力コントロールしていたゲストさんですが、『適正ウェイト』と『呼吸で浮力コントロール』を身につけたら、最大水深20mのダイビングで給気をしたのは、たったの2回。
運動量もぐっと減り、エアーの消費に関しては僕と同じぐらいの消費量、具体的には残圧90でエキジットでした。
もう10年以上約300本を、オーバーウェイトで潜ってきたゲストさん。
これほどのダイビング経験があると、こちらも、なかなか『中性浮力の練習をしましょう』とは言いづらいものです。
でも、これからのゲストのダイビングライフを考えたら、今、修正できれば、これからもっともっと楽しめるはず、色んなポイントにも行けるはず、と思い、中性浮力の練習をしてみませんか?とお声かけしました。
それに対して、『え?何で?もう300本潜って来てるんだよ、そんな練習必要ないよ』とはならず、『よろしく~』と受け入れてくれ、アドバイスを聞いてくれ、ありがとうございました!! <きし>
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