中性浮力なら、呼吸で浮く事も沈む事もできます。
肺を浮き輪として使い、浮くには、息を吸い込んで浮き輪を膨らます。
沈むには、息を吐いて浮き輪の空気を抜く。
シンプルにこれだけです。
それなのに、どうしてうまく浮き沈みができないのか・・・。
それは、浮くのにも沈むのにもタイムラグがあり、呼吸のタイミングとタイムラグがあっていないためです。
タイムラグ・・・。
例えば、信号が青になり、自転車をこぎ始めます。
こぎ始めはスピードに乗らず、ゆっくりからスタート。漕ぎ続けると次第にスピードに乗ってきます。
始めからスピードは出ません。スピードが出るまでには時間がかかります。
これがタイムラグです。
ダイビングの呼吸での浮力コントロールも同じです。
吸い始めたらすぐに浮き出すわけではありませんし、吐き始めたらすぐに沈むわけではありません。
吸い続けて、肺にある程度空気が溜まってから、ようやく少しずつ浮き出します。
どのぐらい吸えば浮くのか、この感覚を掴むためには、何度も何度もやってみて体で覚えます。
吸う量が掴めたら、吸う速さを変えてみます。
少しず~つゆっくり吸ってみる。次に、一気に吸ってみる。
吸う量が同じでも、吸い込む時間を変えるのです。
やってみると、違いに気づくかと思います。
一気に吸った場合は、タイムラグですぐには浮いてこないため、浮くまで息を止めないといけません。
言い換えれば、『一気にいっぱい吸って、吸い終わったら、すぐに一気に吐き出す』という荒い呼吸だと、中性浮力でも浮く事も沈む事もできません。
グラウンドを全力で1周して、ゼーハーゼーハーしているような荒い呼吸です。
呼吸で浮く事ができない人の多くは、この荒い呼吸になっています。 <続く>
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