オルターダイブの『千変万化』|座間味島より

オルターダイブの海・陸・日常をお伝えします!

オルターダイブのホエールウォッチング(2)

幾多の海洋生物を観察できる水族館でも、決して見ることはできないザトウクジラ。

この大海原の大自然の中で、ザトウクジラに出会えるという事だけで、奇跡に近いものがあります。

 

奇跡の確率を少しでも上げるため、毎朝展望台で探鯨員が双眼鏡を使ってクジラを探します。

情報を元に、船を走らせてクジラの近くまで行くのが座間味のホエールウォッチングのスタイルです。

 

ザトウクジラは、10~30分に1回、呼吸をするために水面へ上がって来ます。

水面に上がった瞬間、ブローと呼ばれる息を吐く行為をします。その際、白い霧状のものが噴射されます。

水面にいる間は、クジラの背中部分を観察できます。

何回か息継ぎをして新鮮な空気を取り込んだ後、再び水中へ潜っていきます。

 

クジラが水中にいる間は待ち時間となります。

水面にいる時間よりも水中にいる時間のほうが長いので、気を長くして待たないといけません。クジラ時間は、人間時間よりもゆったりと流れています。

水中にいるクジラが鳴いている時には、水中マイクを使って声を聞く事ができます。

 

稀に、息継ぎだけでなく、ヒレで水面を叩いたり、顔を出したりする事もあります。

『ホエールウォッチング』の案内で見かける写真や動画は、この派手なアクションをしている時のものが多いですが、これを見ることは『稀』です。

アクションはとてもエキサイティングなので、大歓声が沸きます。

その興奮を共有したくてSNS等にアップするので、アクションの写真や動画を多く目にすると思いますが、あくまでも『稀』である事をご理解ください。

 

ホエールウォッチングは、自主ルールに基づき、クジラとの距離や観察時間を守ってのウォッチングとなります。

『もっと近くに寄りたい』『派手なアクションを見たい』と欲は出て来てしまいますが、それはそっとしまい込んで(笑)、いつまでもザトウクジラが子育てに帰って来てくれる海を維持できるように取り組んでいますので、併せてご理解ください。