オルターダイブの『千変万化』|座間味島より

オルターダイブの海・陸・日常をお伝えします!

緊急時訓練!

全便欠航4日目。明日からは船は動くでしょう!!クイーンざまみも動いて欲しいなあ。。。

 

今日は『緊急時対応訓練』をしました。

 

まずは『トラブルが発生し、ダイビング中にダイバーが浮上した際の対処』。

 

ガイドはゲストに対して、浮力確保の指示(BCに空気を入れる、ウェイトを捨てる)をします。

船長はダイバーを回収するため、船をダイバーに寄せます。

その際、係留のためのアンカーはどうするのか? 他ショップダイバーが水中にいる事を想定し、ダイバーが吐く泡の場所を把握できているか?

慌てずに迅速に行動するための準備をしておく必要があるので、それらをスタッフミカちゃんと確認をしました。

 

次に『ドリフト中に浮上予定ポイントで浮上できず、船長がダイバーを見失ってしまった時の対処』。

 

通常ならば、フロートを上げることでダイバーの位置は船長に伝わりますが、フロートさえも見つけられない、という事態を想定して、オルターダイブではスマホをハウジングに入れて水中に携帯しています。

水面に出て電話をかける、という一連の流れを実際にやってみる事で、いざその場面が来ても焦る事なく対処できます。

 

15年間のガイド業務の中で、1度だけ水面から電話をした事があります。

船長がダイバーを見失ったから、ではなく、ダイビング中に水中で地震を感じたからです。

 

水中でコンクリートを割るような振動と聞いた事がない振動音が5秒ほどあり、これはおかしい・・・と思い、ダイビング中に浮上し役場に電話をして、地震の有無と津波の有無の確認をしました。

座間味近海が震源地で震度は3・波の心配なし、という事でそのままダイビングを続行しました。

 

あれ以来使っていないので、たまには使う練習をしておかないと・・・という事で、今日実施しました。

操作順調、感度良好、ちょっと海水浴びたスマホ(生活防水あり)ですが無事です!

 

ついでに、操船練習もしました!

海に浮かんで風も潮流も受ける船を、前進・後進・舵の3つを組み合わせて思い通りに操る。

風が強い日こそ、良い練習になります。

 

丸一日使って、有意義な訓練・練習日となりました!

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