オルターダイブの『千変万化』|座間味島より

オルターダイブの海・陸・日常をお伝えします!

DECOマーク!!!

明け方、雨が降り風が回りましたが、思ったより暖かい!予報が外れ、出港する頃には太陽が顔を出してくれました〜

 

今日は北風に強いポイント選び。

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朝一は、9ヶ月ぶりのダイビングという、クジラ協会研修生も一緒だったので、流れも波もないポイントへ。これが大当たり!美しいウミウシや、珍しい生きもの、最後にはおっきなタイマイ二匹に会えました!!

 

2本目のポイントでは、ちょっとしたハプニング。

 

これ実は皆さんにもありえる話しかもしれないので、敢えて振り返ってみますね。

 

吹き上がる(水面に浮いていく)ことに対して、恐怖心と苦手意識のあるお客様。

常に水底をはって潜っています。そのお客様が心がけているのはガイドより常に下に、とのこと。本来ならばガイドより深いところを潜り続けるのはNGであり、同じ水深、またはガイドより上を保つことがベストなのです。

 

2本目に選んだポイントは、最大水深30m。メインの場所へは中層を泳いでいきます。

 

案の定、そのお客様は途中で減圧不要限界を超え、ダイコンにDecoマーク。船に上がる前、1人だけ長めの安全停止が必要となり、エアもギリギリとなりました。

 

減圧症が増えた原因として、ダイブコンピューターが普及したからとも言われています。

ついつい、コンピューターの警告サインが出るまで深場で写真を撮ることに集中してしまったりしていませんか?

 

吹き上がりに関していえば、5m以浅、もしくは10m以浅以外では、相当量の空気をBCに入れすぎない限りは起こりえません。

浅場に戻ってきての吹き上がりはとくに大きな問題はないんですよ。浅瀬では船の航行もダイバーの泡が上がる頭上をとおることは厳禁となっています。

潜降直後、5m以浅で吹き上がるということはウエイトが足りていないので、いっそ浮いてしまったら水面でウエイトを足して、呼吸を整えてから再開しましょう^_^

無理に潜り続けてしまうと、ダイビング終了間際の残量が減ったアルミタンクで、ジタバタすることになります。なにごとも最初に対処するのがベスト!

 

最初に基本は学んではいても、経験を積んだからこそ、それぞれ独自のやり方になってしまうもの。

苦手意識は独自ルールでやり過ごすのではなく、根本にある苦手な部分を克服できるようになれたらいいですね!

もちろんアドバイスできることは、時間がかかっても出来るようになるまでお手伝いします^_^

 

明日は最終日!

ガイドと同じ水深でいきましょうね!

 

本日も写真はさちこさんより頂きました!

 

〈みか〉

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