オルターダイブの『千変万化』|座間味島より

オルターダイブの海・陸・日常をお伝えします!

フリー潜降ができない〜。(2)

まず、ウェイト量から。

適正ウェイトの見極め方、これをご自身でできるようになると中級者ダイバーです。

OW講習でやりますが・・・なかなかスキルとして身についている方は少ないのが現状です。

 

適正ウェイトって言葉は知っているけれど・・・何だっけ?

ガイドがウェイト量を教えてくれるから、そのウェイト量が適正だと思う。

という状態から、前進しましょう!!

 

できるだけ波のない場所で適正ウェイトをチェックするのが理想です。

波があると、体のバランスを取るために足や手を動かして運動をしてしまい、それだけで呼吸が上がります。

また心理的にも余裕がなくなり、心拍数が上がり、呼吸が上がります。

のんび~りリラックスできる水面、それは波ができるだけない水面です。

 

波のない水面で、BCに空気を入れて浮力を確保して、呼吸を整えます。

ゆっくり深呼吸。ラジオ体操みたいに。ゆっくり吸ってゆっくり吐けるまで、呼吸を整えましょう。

この時に体を安定させられずに足をたくさん動いているようでしたら、まず、水面で顔を出して体を安定させる姿勢からマスターしましょう!

 

呼吸が整ったら準備完了。

準備完了する前に潜降を開始しても、うまくは行きません!!

誰でも初めは、準備完了するまでに時間がかかります。

でも、何度も繰り返して慣れてくると、要領が良くなり気持ちに余裕が出てくるので、準備完了が数秒でできるようになりますよ!

 

次に、BCの空気を抜きます。

BCの空気を抜く、この事だけをしてください。

空気を抜きながら息を吐く、とか2つの事をする必要はありません。BCの空気を抜く、ただそれだけです。

 

BCの空気を抜く姿勢、できていますか? BCの排気バルブが1番高い位置になっていますか?

BCの空気が全て抜けたら、これ以上排気ボタンを押しても何も出てきません。パワーインフレーターから手を離してください。

呼吸は普通に吸って吐いて、大きな深呼吸はしなくてもいいですよ。

この時点で沈んでいくようならば、オーバーウェイトです。

沈みそうで沈まない状態、これでOKです。

 

普通の呼吸から、深呼吸に切り替えます。ゆっくり吸った後に、ゆっく~り吐いてください。

ウェイト量が適正で、潜降姿勢が取れていれば、潜降を開始するはずです。

ヘッドファーストになる必要はありません。足を下にしたフィートファーストで潜降できるはずです。

 

潜降できないのなら、ウェイト量が足りない、潜降姿勢が取れていない、呼吸が浅い、のどれかです。   <続く>

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