オルターダイブの『千変万化』|座間味島より

オルターダイブの海・陸・日常をお伝えします!

フリー潜降ができない〜。(3)

フィートファースト潜降ができた上で、応用としてヘッドファースト潜降があります。

フィートファーストができないから、『ヘッドファーストで力技で潜降だ~、気合いだ~』ではありません!!

 

ヘッドファーストでも、BCの空気を全部抜くのは一緒ですよ。

肩の排気バルブから抜くこれまで通りの排気姿勢だけでなく、水面にうつ伏せになって、腰の排気バルブを使う事もあります。

フィートファーストは息を吐いて呼吸でコントロールしてゆっくりと潜降していくのに対して、ヘッドファーストは呼吸ではなく、素潜りのように体制を作ってフィンキックで潜降して行きます。

より、速く潜降はできますが、耳抜きのタイミングが遅れると耳を痛めるリスクは高いです。

 

フリー潜降は、潜降ロープを使わずに目標地点に潜降します。

オーバーウェイトにすれば、誰でも潜降できます。潜降できる、というよりは潜降しちゃいます。

『適正ウェイトで、自分の意思通りにコントロールされた潜降ができる。』これが中級者ダイバーです。

『状況に合わせてフィートファースト、ヘッドファーストの使い分けができる。』これが上級者ダイバーです。(と、僕は思ってます)

 

もう1つ!

『自分の適正ウェイトが分かっていても、初日1本目には適正ウェイトのチェックをする。』

これも大切な事です。

タンクがアルミなのかスチールなのか、充填の圧力が200気圧なのか150気圧なのか、インナーベストを着るのか着ないのか、ウェイト量が変わる要素は色々あるので、初日1本目にウェイトチェックをする事は有意義ですよ。

 

これができる人は、お!できる中上級者ダイバーさんだ!!と思います。

ガイドはこんな所を見て、ゲストのスキルをチェックしています。コソッと見ていて、スイマセン。。。

 

『コントロールされたフリー潜降ができるダイバー』は、『適正ウェイト』『呼吸で浮力コントロール』『正しい潜降姿勢』、この3つが揃った時にマスターできます。

 

皆さんはいかがでしょうか?

レッスンダイブにて、現在の潜降の仕方の分析とアドバイスができますので、ご活用くださいね!!

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