オルターダイブの『千変万化』|座間味島より

オルターダイブの海・陸・日常をお伝えします!

船長の仕事って何でしょうか?

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ガイドの仕事といえば、水中案内。では、船長の仕事とは何でしょうか??

 

・・・ポイントへ行くまで操船する!・・・と思われる方がほとんどだと思います。そうですね、確かにその通りです。

 

では、ゲストの皆さんがダイビングをしている間は何をしているでしょうか??

 

・・・休憩? 昼寝? ブログの更新? スマホでゲームする? 

そんなわけありませんね! そんな船長なら必要ありません!!

 

皆さんがダイビングをしている間は、ダイバーが吐いた泡を追って、船上から異常がないかを監視します。何かあれば、すぐに駆けつけます。

ドリフトダイビングならば、ダイバーが吐いた泡を追うのは尚更です。ある意味、ガイドしている時よりも集中しないといけません。

 

じつは『ダイバーが吐いた泡を追う』というのは、簡単そうで意外と難しい!

船は風にも潮にも流されるので、その場から動かない、ということはありません。

ダイバーが一つの場所でじっとしていても、船は流されていく。気がつくと、泡がどこにあるのか分からなくる・・・。未だに、僕は泡を見失うことがあり、まだまだだなあ・・・と反省することがあります。たまにですけどね!!

 

でも、泡を見失っても、船上から見る水中地形は把握しているので、ダイバーがどの辺りにいるのかは想像ができるので、すぐにリカバリーできます。

 

写真は、僕がガイドでミカちゃんが船長でドリフト中のものです。

ゲストのフィッシュアイの写真に船が写り込んでいるぐらい、しっかりと僕らダイバーの泡を追えている証拠です。

 

 

今日はゲストがいなかったので、ミカちゃんと船長練習に行ってきました。

『儀名』というポイントを船上からガイドするという、ちょっと変わった練習です。

 

ここにアンカー入れて、ここがキンメ根で、すぐ横にセジロクマノミ、3本の連なる根のここにカクレクマノミ、少し浅くなってアオウミガメがいて・・・なんていう具合に、船の上から水中景観を一致させていく練習です。

 

水中マップをスレートに書いて、『今、マップのここにいるよね、ここは浅くなって初心者ダイバーがうっかり浮上してしまうこともある場所だから、ここには船は入れないようにね』という感じに、操船する時の注意点も確認し合いました。

 

ミカちゃんに教える、という目的だった船長練習でしたが、僕自身の良い練習になりました!(笑)


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